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ピアノ上達でいちばん大事なのは、「続ける」ことだと考えています。

楽器を上達するために、いちばん大切なこと。

上の記事でも詳しく言っていますが、「2時間週1」より「5分週7」派。

しかしこの「続ける」というのはなかなか難しくて、カンタンにできるようにする、つまり「習慣化する」までには、けっこうかかります。

よくある続かない理由が、「なかなかやる気が出なくて…」というもの。

でもこれ、前提が間違っていると思うんです。

「やる気があるからやる」ではなく、
「やればやる気が出る」なんです。


やる気がなくても、ただ、やればいい。

ピアノを始めて9年、ほぼ毎日ピアノを弾いてきたわたくしももとが、「続ける」コツを伝授します!( 」´0`)」





やる気がないと意味がない?

身の入らない練習、集中力の切れた練習。
一見無意味に見えるこれらにも、ふたつのメリットがあります。

・下手になった分を取り戻すことができる。
・やっているうちにやる気が出る。

「下手になった分を取り戻す」というのは、これまたこちらの記事 楽器を上達するために、いちばん大切なこと。 を読んでいただくとして、「やっているうちにやる気が出る」というのは、筋トレをする方ならわかると思います。
…共感を求める層が限られすぎていた。ピアノと筋トレって。

家事をやっているときを思い出してください。

例えば、洗いもの。
やる前はめんどくさくて、シンクに食器がどんどん溜まっていくけれど、一度やり始めたら案外平気でできてしまったこと、ありませんか。

例えば、掃除。
普段からこまめにやるのがいいとはわかっていてもめんどくさくて、でもいざ一度やり始めたら、徹底的にやらないと気が済まないタイプなんだよね、という方。そうです。わたしです。

実はこれらは、性格がどーのという話ではなく、「やり始めれば、やる気が出る」というひとつの真実を表しています。ピアノもそう。

要するに、「まずやってみてから、もっとやるかを決めればいい」。

心配事があるとか、ピアノが手につかないほど頭から離れないことがあるとかで、どうしても集中できないのなら、「5分だけやるぞ」と弾き始めて、ほんとに無理なら5分で切り上げましょう。

もっとも、「5分だけやるぞ」と思って弾き始めても、気の済むまでに気づいたら15分くらいは弾いてしまうのですが。

始めたもの勝ち!




やる気がないとき、どうやってやり始める?

そうは言っても、行動は起こし始めがいちばんエネルギーがいるものです。
どうしたらピアノの前に座り、弾き始めることができるのか。

ほとんど毎日ピアノを弾くわたしが実際にやっている、3つのコツを紹介しますね。




「5分だけ」弾く

「ピアノを練習するなら、長時間やらないと意味がない」という意見には、一部同意できません。
確かに「集中した長時間の練習」には大いに意味があると思いますが、大事なのは「練習時間」よりも、「集中できたかどうか」です。
特にわたしのような仕事以外の時間でピアノを趣味でやっている者にとっては、「休みの日になったら4時間ピアノを弾くぞ!」なんて平日に思っていても、まあできません。

長時間の練習を目指してもできないのなら、集中力の方を重視して、結果的に長い時間練習できちゃったらさらにOK!くらいの気持ち。
「あー休みになったら2時間くらいやろうと思ってたのに結局ほとんどできなかったなー…」なんて無駄に落ち込むこともなくなります。

というわけで、「やっぱり2時間くらいはやらないと意味ないだろうし…」なんて思いは一旦脇に置いといて、「とりあえず5分だけ触って、気乗りしないならやめよう」くらいの気持ちでピアノの前に座ってください。

大丈夫。一度弾き始めてしまえば5分じゃ気が済まなくなって、15分は弾いちゃうから。もしかしたら20分続けて弾くかも。気分が乗ってきて、30分も弾いちゃうかも!


もし弾き始めてもどうしても気分が乗らないときは、5分経ったら潔く、今日はやめにしましょう。
集中できないときもあります。気にしないで。
だってあなたは、今日は5分も弾いたじゃありませんか!すごいことなんですよ、これは。
いつもの生活にプラスして、5分間も楽器を演奏したんですから。

公園でフルートを吹いている人を見かけたら、特別な人だと思いませんか?
家でピアノを弾いているあなたは、多くの人にとって、それだけでもう、特別な人なんです。
ぜひ明日も聞かせてくださいね。




いきなり新しいところから弾く

「ピアノを練習する」というと、

「まずは指慣らしの基礎練から始めて、とりあえず今弾いてる曲を最初から引いて、下手になっているところを取り戻せるまで練習して、それから新しいところを譜読みして…」

なんてイメージをする方が多いと思います。

わたしの場合は、逆です。

「ピアノを練習する」という行為から連想する一連の行動の中で、最後の「新しいところの譜読みをする」以外をすべてすっ飛ばします。

こうすることで、「ピアノを練習する」という行動のハードルを、一気に下げます。

人は今までの経験から予測して生きているものなので、ピアノを弾く前にどうしても「あーこのあといつも通り準備運動して復習してそれから新しいとこやってー…ってやるんだもんなー」と想像してしまい、その時点でやることいっぱいに見えて、めんどくさくなってしまいがち。

というわけで、面倒に感じる部分を全て無視します。

そうすれば、

「最近全然ピアノ弾けてない…」
「新しいとこの譜読みも全然進んでない…」

という不安やモヤモヤを、まずは解消できます。


「いきなりじゃ指が動かない」?
「今まで弾けていたところも下手になっている、練習するべき」?

はい。もちろんそうです。
でも大丈夫。

一度やり始めてしまえば、そんなのは気になるに決まっています。

「新しいところを少し弾いたけど、やっぱ指がうまく動かない。軽くスケール弾いとくか!」
「新しいところ譜読みするの疲れたな。できるようになったところまで、ちょっと今までのところから繋げて弾いてみるか!」

なーんて、すでにやる気の出た5分後のあなたが見事に解決してくれるでしょう。心配ご無用!



夕食後はとりあえずピアノの前に座る


「◯◯の“後”にピアノの前に座る!」と、決めてみましょう。
なんでもいいです。
わたしの場合は、「夕飯の後」。

習慣化のコツは、「直前の行動」を決めておくことです。
しかも、なるべく簡単で、何も考えずにできること、をキーにしておく。

ピアノの場合だと、「ピアノの前に座ること」がキーとなります。
なので、「ピアノを弾く」ではなく、弾く前の「椅子に座る」を実行するのを目指して、「夕飯の後」などとタイミングを決めて実行しやすくしましょう。

すでに習慣化されている行動の後に「ピアノの椅子に座る」を設定するのもオススメです。
毎日食べる夕飯とか。
いくつかのことを流れで続けてやるのは案外簡単で、要は初めのハードルを下げる工夫ですね、これも。



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この記事を読み終わったら、せっかくなので、5分だけピアノを触ってみてください。
好きに弾いてくれて構いません。

ピアノを弾くのは「楽しいこと」だってこと、あなたに思い出させてあげてくださいね。




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