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小さい頃から、ずっとピアノが弾いてみたかった。


気づいたら、大人になっていました。


心残りでした。悔しかった。


ピアノの曲を聞く度に、ピアノの演奏を見る度に、

自分がそれを弾いている姿を想像して楽しんでいることに、気づいてしまうんです。


そして思います。


ああ、自分にもあんな風に、ピアノが弾けたら!!



「ピアノがやりたい」と、ついに親に言い出せないまま大人になって、

それでも諦めきれなかった私は、一大決心をして、

独学でピアノを始めることにしました。

もう8年になります。


ピアノは小さい頃から習わないと、本当にできないのだろうか?


いいえ。


そもそも、もう小さい頃に戻ることはできない。


考えるべきはこうです。


今から始めて弾けるようになるためには、どうすればいいんだろう?



働く社会人の私たちには、あまり時間がありません。


子どもの頃、夕暮れまではあんなに長かったのに、大人になった今では、一日はあっという間。


長い、持て余すほどの夏休み、蝉の声を聞きながら「今日は何をしようかな」なんて考えて、少し遊んで。


結局大したことはせずに、気づけばひぐらしがなく時間。


家族で夕飯を食べて。テレビを見て。宿題は、まあ、明日でいっか。



子どものころあんなに長く、持て余していた時間は、働く大人になってしまった私たちには、もうありません。


何も考えず延々と遊んでいられるほどの時間も、悲しいかな飲み込みの早さも、私たちにはもうないのです。


ですから、考えます。


どうすれば効率よく、短時間でピアノを弾けるようになるか。


大事なのは考えることです。学ぶことです。


そうやって密度を上げるのが、大人が何か新しいことを習得するための、ひとつの方法ではないでしょうか。



私が独学でピアノを始めてから、1曲弾けるようになるまでにかかった期間は、2週間です。


簡単な曲ではありますが、ちゃんと両手で、

ずっと弾いてみたかった憧れの歌を、最後まで弾けるようになりました。


下手くそで、他人に聞かせられるようなものではありませんでしたが、それでも、

『自分の手で大好きなあの曲が弾けている』という事実は、何物にも代え難い喜びでした。


長年の願いが叶ったのですから。


それまで音楽経験といえば小中学校の合唱やリコーダーくらいしかなかった私ですが、

実はピアノの練習を始める前に、

「ピアノの弾き方って、もしかして、こうなんじゃないか?」という、あるアイデアがありました。


それは体の使い方に関するものでしたが、所詮は実際に弾いたことのない自分のアイデアですから、

どこか間違いがあってもおかしくはないな、まあ弾いてみて確かめてみよう、くらいに考えていました。


大正解でした。


その『気づき』があったおかげで、私は自分でも信じられないほどの早さで、

ピアノが弾けるようになりました。


ピアノをやってみたかったけれど、思い切って始めてみたいけれど、

習いに行く時間もお金もないし・・・やってみても、できないかもしれないし・・・と迷っている方。

この『気づき』を頭に入れた状態で始めてみてください。

きっと違います。



私の気づき、それは、

「ピアノを弾く時の手の動きは、右手で押すか、左手で押すか、両手で押すか、の3パターンしかない」

というものです。


どうでしょうか。言われてみれば、大したことないことですよね。


『ピアノを弾く』ということは、例えば次のような動きの連続に分解できます。


『左手で、ある鍵盤を1回押す』


→『右手で、ある鍵盤を2回押す』


→『両手で、いくつかの鍵盤を同時に押す』


→『左手は押しっぱなしのまま、右手でもう2回鍵盤を押す』


→・・・


こういう視点で、それぞれの手の動きに落とし込んで、ひとつひとつの手の動きを覚えていったのです。


これは体の動かし方についてのかなり基本的な発想ですので、

少し弾いているうちに気づく方も普通にいると思います。


はっきり言って、いざ聞いてみると、

「なんだ、そんなことか」「いやそんなこと当たり前でしょ」

となるような事柄です。大したことではありません。


それでも、あなたがこれからピアノを弾く上で、役に立たないことは決してない考え方だと思います。


これはいうなれば、どんな簡単な曲でも、難しい曲でも役に立つ、

「この曲は体のどんな動きの組み合わせか、と考える」という発想です。


要は、噛み砕くのです。


難しいことを、簡単な、自分でも理解できることの組み合わせに、噛み砕く。


自分にできることの組み合わせ、できることの連続に、落とし込む。


そうやって攻略したのです。



ちなみに、私がピアノで初めて弾いた曲は、『ひぐらしのなく頃に』の『you』です。

ご存知ですか?とってもいい曲なんです。

しかも手の動きが簡単!








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