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「レガート」は、「なめらかに」というような意味のイタリア語です。

音楽ではよく出てくる重要語ですが、ピアノにおいては、ペダルを使うことで実現するのが最もお手軽で効果的です。

なぜなら、ペダルを踏んでいる間は音が鳴りっぱなしになるので、「次の音との間が空かない」=「レガート状態」になるからです。

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ではここで、ペダルを使わないレガートは、いったいどうやればできるのか。

ずばりこう。

奏法

鍵盤を、次の音を鳴らす直前まで押さえ続ける。
 

ベストなタイミングを理解するためには、「次の音を鳴らすのと同時に、前の音から指をはなす」と考えるとわかりやすいかと思います。



素直にペダル使えばよくない?
ところで。いやおっしゃる通りなのですが。
というか、1年くらい前までわたしもそう思っていたのですが。

場面によっては、「ペダルを使いたくないけどレガートに弾きたい」ときがあります。

例えば、左手の伴奏をリズミカルにスタッカートな音で弾きながら、右手でメロディをレガートに引きたいとき。

ピアノはひとりで何パートも弾けるところにすごさと楽しさがあるので、右手と左手の弾き分けにはチャレンジしたいところですね!

例えば、フレーズが二度の音階で動いていて、極力二度の和音の響きを避けてシンプルで美しくしたいとき。

ただでさえホールで弾くときは残響が長いですし、ペダルまで使っちゃうと本当に聞いてほしい音以外も予想以上に混ざりまくって、音の輪郭がぼやけてしまうので。神経質過ぎるかもしれませんが。



まとめ

『ペダルを使わないレガート』

意味:ペダルを使わずに、次の音との間をなるべく空けずに(=なめらかに)弾く。

奏法:鍵盤を、次の音を鳴らす直前まで押さえ続ける。

コツ:前の音の鍵盤は、次の音を鳴らすのと同時にはなす。



もちろんペダルを使わないと弾けないところもあるし、普段からホールの残響を想定して弾くなんて家じゃ無理だし、程度問題なんですけどね( 」´0`)」